コツをつかめば
テント設営は自由になる
コツをつかめば
テント設営は自由になる
SABBATICAL 設営・撤収パーフェクトガイド
LEVEL UP 編
富士山に登頂した先のこと
テント泊デビューへの道

STAFF|もっちゃん
7月に富士登山へ挑戦し、念願のご来光に包まれる達成感を味わったもっちゃん。その感動も冷めやらぬうちに「もっと登山を楽しみたい!テント泊もしてみたい!」という想いが膨らみ、新たな挑戦『テント泊デビュー』を決意しました。キャンプ経験はあるものの、山用テントを選ぶとなると少し不安……。そこで、山岳用テントについて詳しく教わるため、SABBATICAL|サバティカルのプロダクトディレクター(MD)である河合さんにお話を伺いました!
今回お話を伺うのは
A&F COUNTRY
SABBATICAL MD|河合さん
どれだけ豊かな自然に出会い、特別な時を過ごせるか。
バックパックに衣食住を詰め込んで旅する「自由さ」に魅せられ、マイペースにアウトドアを楽しんでいます。刺激も平穏も 。フィールドで生まれる最高の瞬間やワクワクする体験はアウトドアの醍醐味です!

モデル別 設営・撤収ガイド

河合MD
サバティカルのテントは、美しいデザインと機能性を両立させた構造が特徴です。 「設営が難しそう…」と感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば初心者でもスムーズに設営・撤収が可能です。今回は、最新モデル「SWITCHBACK|スイッチバック」「DEECREST|ディークレスト」「RINEL|リネル」の設営・撤収ステップや魅力を分かりやすく解説します。
- 3つのテントの特徴 >
- テントを設営する前に|事前に行っておくこと >
- SWITCHBACK|スイッチバックの設営方法を見る >
- DEECREST|ディークレストの設営方法を見る > Coming Soon!
- RINEL 1.2|リネル1.2の設営方法を見る > Coming Soon!

もっちゃん
それぞれのテントの特徴やどんな遊びにおススメなのかとか、ちょっとした設営のコツなど聞けると嬉しいです!
実際に登山をしてテント泊でどのモデルを使うかの参考にしたいので、よろしくお願いします!

河合MD
この新しいシリーズはバックパッキング向けに開発されたテントで、従来のモデルに比べて軽量性を重視した作りになっています。
収納袋の仕様も変更されていて、従来のものはジッパー開閉式のダッフル型だったんですが、スイッチバックとディークレストの収納袋は、今回初めて山岳仕様に近い「巾着型」を採用しました。
バックルを開けてコードを緩めるだけで、簡単に内容物を取り出すことができますよ。


河合MD
山岳用に限定するとリネルがおすすめなので、山用のテントを探しているならリネルの1人用か2人用になるかなと思いますが、今回は”登山”に限定せず、いろいろな遊び方ができて、バックパッキングでも使えるという視点で、全モデルを一緒に見ていきましょう!
3つのテントの特徴
01_SWITCHBACK|スイッチバック

河合MD
多様な跳ね上げアレンジを可能にする構造と美しいシルエットが特徴的なスイッチバック。
一番の魅力は、リビングスペースを兼ね備え大人2人~4人で過ごせる広さがありながら、持ち運びやすい約5.7kgという軽さ。軽くて丈夫な生地や軽量化に特化したパーツを採用しているため、車への積み降ろしや持ち運びもラクラクです。
天井高が最大2mあるため、立ち上がれて着替えもストレスフリーです。インナーテントは、ワンタッチのバックルで簡単に取り外し可能。寝室を外し、跳ね上げれば日差しを遮る大きな日よけシェルターとしても活躍します。
張りのある立体的な造形美がフィールドで抜群の存在感を放つ、ミドルサイズテントです。



河合MD
天候や時間に応じた「ベースキャンプ型」スタイル
日中はパネルを跳ね上げて広々としたオープンリビングとして使い、夜間や悪天候時にはサッとフルクローズしてプライベート空間を確保するような変化に富んだキャンプに最適です。


河合MD
グループ・ファミリーでのレイアウト
内部空間が広く高さもあるため、コットを並べたり大きめのファニチャーを配置しても余裕があります。状況に応じてインナーテントの位置を変えたり、シェルター単体としてレイアウトを組み替える楽しさがあります。

もっちゃん
これは・・いわゆる「宴会幕」というやつですね・・!
実際に張ってみたときのサイズ感が気になります。

河合MD
そうです!さっと手軽に設営して、みんなで集まって乾杯して欲しい、そんなイメージです。笑
実際に中に入ってみると想像以上に広々とした空間でゆったり過ごせるので、ぜひご自身で張って体感してみてください!
02_DEECREST|ディークレスト

河合MD
「ソロや二人で手軽に、でも快適にキャンプを楽しみたい」そんな方にぴったりなのが、ディークレストです。
一番の魅力は、1〜2人に最適化されチェアやテーブルを設置できる程よい前室を確保しつつインナー込みで総重量約4.2kgという軽さ。収納もコンパクトで持ち運びしやすく、四隅をペグで固定してポールを立てるシンプルな設計のため、設営に不安がある初心者でも迷わず組み立てられます。
付属の2人用メッシュインナーは後方の出入口も備わり、使い勝手の良い、スモールサイズテントです。



河合MD
おこもり・ロングステイキャンプ
お気に入りのギアをたっぷり持ち込んで、長期間快適に過ごすリビング重視のキャンプにおすすめです。一人でゆったり贅沢に使うには充分なサイズ感ですね。


河合MD
野外音楽フェスでの拠点に
山岳ブランドのテントより居住性が高く、中で着替えるのもラクです。昼間は跳ね上げで日よけを作り、夕立などの突然の悪天候でもグループ全員が退避できる「頼れる本陣」なんて使い方も面白いと思います。

もっちゃん
ソロ-デュオで使うには最適なサイズな気がします!しかも軽量でいいですね!
ポールテントを試したことがないので、設営だけちょっと心配です・・

河合MD
構造さえ一回把握してしまえばポールテントの設営は簡単なので、一緒にやっていきましょう。
このディークレストは、ファミリーテントを卒業して、ソロ-デュオでのんびりキャンプに行く方なんかにとっても人気なんですよ。
03_RINEL |リネル

河合MD
「フィールドでの使いやすさやタフさを重視したい」という期待に応えるのが、クロスフレームテントの「リネル」です。
テントの基礎となるポールは抜群の強度と信頼性を誇る DACフェザーライト NFL・Φ9.3mm を採用。シリコーン加工を施したポリエステル生地を採用しているため、引き裂き強度、雨や風に強く、軽量さと本格的な悪天候への対応力を兼ね備えた実用性の高さに加え、設営はポールをスリーブに通すだけでインナーテントも一緒に組み立てられる吊り下げ式構造で、迷わず素早くスムーズ。
登山やバイクツーリング、徒歩でのキャンプなどと相性抜群です。長く安心して使える実用的でコストパフォーマンスの高いテントを探している方に、自信を持っておすすめできるモデルです。


河合MD
アウターテント(フライシート)とインナーテントが一体となった吊り下げ式構造を採用しているため、スリーブにポールを通して立ち上げるだけで瞬時に設営が完了します。 この一体型構造は、特に雨天時の設営・撤収において絶大な威力を発揮します!一般的なテントのようにフライシートを被せる前にインナーテントを雨に濡らさず、スピーディーに設営できます。 また、撤収時も一括で撤収できるため、悪天候下での行動ストレスを大幅に軽減します。

もっちゃん
山に持って行くにはコンパクトでとっても良さそうですね!雨の日にインナーが濡れない一体型構造はめちゃくちゃ助かります!

河合MD
そうですね、一般的な山岳テントとして使うならこのモデルだと思います。サイズが1と2とありますので、実際に見比べて自分のスタイルに合ったテントを選んでみてください。

河合MD
ちなみに、大型シェルターの中にインナーテントとしてそのまま配置するスタイルをご存じですか?
軽量・コンパクトに収まる自立型テントだからこそ、この使い方が相性抜群なんです。天候や気温に合わせてシェルター内に設置すれば、保温性とプライベート感を一気に高めた快適な寝室空間(寝床)が簡単に作れます。

もっちゃん
山岳用なのにキャンプでもそんな風に使えるんですね、なんだか得した気分です。そんな使い分けができるなら、いろいろ試してみたいです。

河合MD
そうなんですよ。テントって、アイデアひとつで使う場所も遊び方も一気に広がるギアなんです。厳しい風が吹く山の頂から、仲間と過ごす週末のキャンプまで。スタイルに縛られず、あなただけの“遊びの基地”として自由に楽しんでみてください!
設営の前に|事前にやること

河合MD
サバティカルの製品には紙の取扱説明書が付属していません。パッケージ内の注意書きに記載されているQRコード(Webサイト)から、PDFで説明書をご確認いただけます。装備品の不足がないかも含め、キャンプ場へ行く前にご自宅などで一度組み立て・確認をしていただくことをおすすめします。

河合
山の中だと電波がないこともあるので、説明書を事前にスマートフォンなどで保存しておくことが大切ですね!

河合MD
そうですね、事前の準備は本当に重要です。
併せて取扱説明書を見ながら、ペグやポールの数が合っているか、傷がないかをチェックしましょう。


河合MD
付属のロープは2mm幅のダイニーマ製コードを採用しています。 従来のタイプとは異なり、登山でも使用できる細さと高い耐久性・強度を備えています。


もっちゃん
あれ、テントに紐が最初から結ばれてないんですね。


河合MD
サバティカルの山岳テント類は紐(ロープやガイラインと呼びます)は最初から装着されていません。
セッティングにあたっては、まずロープの端に「もやい結び」で輪っかを作ります。

河合MD
<もやい結びの手順>
・ロープの途中に小さめの輪(ループ)を作ります。
・ロープの先端を、その輪の下から上へ通します。
・本線(元のロープ)の下をくぐらせます。
・再び最初の輪の上から下へ戻して通します。
・先端と本線をしっかり引き合って固定します。
言葉やイラストだとイメージしづらいので、実際にやってみましょう!

もっちゃん
10回練習してやっとこのスピードです。毎日練習して、身体にしみ込ませないと・・

河合MD
そうですね!もやい結びはアウトドアでとても役立つスキルです。ぜひ練習してマスターしてくださいね。
では、事前準備も整ったので、さっそくテントの設営をやってみましょう!まずはスイッチバックの設営方法を公開していきます。
順次、ディークレストとリネルも公開していきます。












