秋のテント泊|上高地編

一生に一度は、
日本一の頂へ

初心者スタッフの山岳テントデビューログ

一生に一度は、日本一の頂へ

秋のテント泊
|上高地編

初心者スタッフの山岳テントデビューログ

今この記事です▼

上高地|実践編 >

設営撤収の極意 >

スイッチバック|設営方法 >

ディークレスト|設営方法 >

リネル|設営方法 >

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STAFF|もっちゃん

7月に富士登山へ挑戦し、念願のご来光に包まれる達成感を味わったもっちゃん。その感動も冷めやらぬうちに「もっと登山を楽しみたい!テント泊もしてみたい!」という想いが膨らみ、新たな挑戦『テント泊デビュー』を決意しました。キャンプ経験はあるものの、山用テントを選ぶとなると少し不安……。そこで、山岳用テントについて詳しく教わるため、SABBATICAL|サバティカルのプロダクトディレクター(MD)である河合さんにお話を伺いました!

LEVEL UP 編

富士山に登頂した先のこと

テント泊デビューへの道

前回に続き、テント泊を教わるのは

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SABBATICAL MD|河合さん

どれだけ豊かな自然に出会い、特別な時を過ごせるか。 バックパックに衣食住を詰め込んで旅する「自由さ」に魅せられ、マイペースにアウトドアを楽しんでいます。刺激も平穏も 。フィールドで生まれる最高の瞬間やワクワクする体験はアウトドアの醍醐味です!

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河合MD

山岳テント泊は、富士山登山に比べて装備のスケールが変わります。
バックパックのサイズを大きくし、テント・シュラフ(寝袋)・マット・クッカー(調理器具)・食料などをすべて自分で背負って運びます。

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もっちゃん

富士山でも荷物が重くて大変でした・・
大きなバックパックを背負って、長時間歩くのは少し不安です。

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河合MD

であれば、「まずは重い荷物に慣れるためのシミュレーション登山」を試しましょう。いきなり高標高の山を目指すのではなく、高低差の少ないトレイルを歩いてアクセスできる北アルプスの入り口、上高地の先にある「徳澤(徳澤園)」を目指してみましょう。
テントの設営や、登山での食事、重たいバックパックを背負って歩くことを体験してみてください。

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もっちゃん

上高地!観光客にも人気の山岳エリアですね。
教えていただいたリネルの設営も復習しておきます!

アクセス

松本から上高地までの移動方法

今回は沢渡(さわんど)という、バスターミナルの始発となる駐車場まで車で移動します。
上高地は環境保護のため、沢渡からはバスとタクシーでの移動となりますので、沢渡駐車場に車を置いて乗り換えます。

今回は松本駅から沢渡までをマイカー移動

松本駅
- 約1時間(距離:約35km)

沢渡駐車場 第三駐車場 

第三駐車場からバスターミナル
- 徒歩5分

バスターミナルでシャトルバスのチケット購入

シャトルバスに乗車(30分間隔)
- 約20分(約15.5km)

上高地バスターミナル

1日目

上高地から徳澤園まで、2時間のハイキング

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河合MD

あいにくの雨続き……満を持して晴れを期待しましたが、朝から雨模様ですね。
しかし、登山に雨はつきもの。雨の日のテクニックも学べる好機と考えて、楽しみながら歩いていきましょう。徳澤には美味しいものもたくさんありますので、それをご褒美に目指していきましょう!

07:40

沢渡駐車場着

沢渡駐車場に到着しました。平日であり雨の影響もあってか、バスターミナルに一番近い第3駐車場に車を止めることができました。ここからバスで20分ほど移動するので、登山の装備を準備します。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

まずはバス移動なので緩めにシューズを履いて出発準備!

金剛杖

ジャケットとニット帽で防寒します

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もっちゃん

車から降りると、さすが上高地、街中と違い空気がひんやりしていました。
寒がりなので、すぐさまストラトバーストのジャケットを取り出し、ニット帽はマストでした。

07:50

バスターミナルへ

第三駐車場から、トンネルをくぐってバスターミナルに向かいます。トンネルから階段を上がるととても立派な建物があり、タクシー配車のカウンター、シャトルバスのチケットを購入する券売機があります。
大人|往復で3,000円を購入します。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

準備完了!バスターミナルへ歩き出します

金剛杖

きっぷ売り場はこんな感じ

08:00

シャトルバス乗車

バスターミナルにもほぼ人はおらず、8:00のシャトルバスに並ばずに乗れました。週末は朝イチで並んでも何時間も待つこともあるそうなので、雨天により、上高地へ向かう人は少なかったです。

金剛杖

バスターミナルの中は上高地の情報がたくさんあります

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

出発にワクワク

08:20

上高地バスターミナル着

朝のバスターミナルに降り立つと、肌を刺すひんやりとした空気に身が引き締まります。手元の温度計が示すのは、わずか11度。しとしとと降る雨模様ではあるものの、見上げれば雲の隙間から柔らかな明かりが差し込み、静かな旅の始まりを予感させます。人影もまばらな早朝の上高地は、日常の喧騒から切り離された独特の静寂に包まれています。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

ひんやりしっとりした空気が気持ちいい

金剛杖

トイレを使うときは100円を入れます

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もっちゃん

富士山のときと同じように、トイレを使うときはチップが必要でした。予め100円を何枚か用意して持って行くといいですね!

登山口を踏み出す前に、カウンターで登山計画書を記入します。今回は徳澤園までですが念のため提出しておきます。
計画したルートや連絡先を一つひとつ丁寧に記入していく作業は、安全への心構えを整える大切な儀式。万が一への備えを記した登山計画書を提出ポストへ投函し、身を引き締めて静寂の山道へと踏み出します。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

登山計画書提出BOX

金剛杖

初めて書く登山計画書に少し緊張…

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

歩き出す準備!靴ひもをしっかり結びます

金剛杖

レインカバーの付け方をレクチャーしてもらいます

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もっちゃん

レインカバーのかけ方を教わりました!
ポイントはザックのトップをしっかり深くかぶせること。
ザックの下側は濡れにくいのですが、トップはカバーが浅いとレインカバーをつたって背面側から浸水してしまいます。それを防ぐためにショルダーギリギリまで深くかぶせるということを教えていただきました。

08:50

上高地バスターミナル→明神

上高地から、まずはウォーミングアップがてら河童橋方面へ歩みを進めていきます。
(晴れていたら)美しいエメラルドグリーンの梓川と、荒々しくも気高き穂高の山並みが織りなす絶景は、何度訪れても息をのむ美しさに圧倒されます。河童橋までは観光地としての顔を見せる上高地ですが、河童橋を過ぎると表情は一変。風の音や鳥のさえずり、踏みしめる土の感触が心地よい、ありのままの大自然が私たちを迎え入れてくれます。日常を脱ぎ捨て、いよいよ徳澤を目指すテント泊旅のスタートです。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

上高地 5つのルール+2

金剛杖

足元はドロドロ、強めに雨が降る中徳澤を目指します

【往路:左岸ルート】上高地バスターミナル → 明神
コース概要:距離 約3.0km/所要時間 約50分〜1時間

上高地バスターミナルから河童橋の賑わいを抜け、梓川の左岸に沿って明神を目指す王道の散策ルートです。全線にわたって高低差がほとんどなく、平坦で美しく整備された道が続くため、足慣らしにも最適な歩きやすいルートとなっています。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

左岸は雨で通行止めになることもあるようです

金剛杖

気合を入れて、いざスタート!!

徳澤への道のりは美しい森と清流が続く絶景ルートですが、ツキノワグマの住みかでもあります。クマとの不要な遭遇を防ぐカギは「存在を知らせること」と「匂いを出さないこと」、事前の準備をしっかりしていきましょう。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

きれいでつい触りたくなる清流は「ヒッ」となるほど冷たいです

金剛杖

熊対策は必須。設置されているクマベルを鳴らして存在を知らせます

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もっちゃん

降り続いていた雨で足元には水たまりがたくさんありました。道は比較的平坦ですが、ゆっくりペースで歩きます。
道中にはクマベルが設置されているので、鳴らして存在を知らせます。自分でもクマベルを持参していましたが、念には念を入れて鳴らしていきました。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

晴れ間にテンションが上がります。清流の色もきれい!

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もっちゃん

雲の間から青空が!道が開けたところで川を見るときれいなブルーになっていて、壮大な山ときれいな清流に、思わず「わぁきれいー」とつぶやいてしまうほどの絶景でした!

10:00

明神池到着

河童橋から平坦な樹林帯を歩くこと約1時間、最初の経由地である明神に到着します。目の前には、そそり立つ明神岳の雄姿と、休憩スポットとなる「明神館」が現れます。ここは徳澤・涸沢方面へ向かうメインルートと、穂高神社奥宮や明神池へと続く道の分岐点。山深い空気のなか、多くのハイカーがバックパックを下ろし、一息入れるポイントです。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

小休憩で重い荷物を下せると少しばかり気が緩みます

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もっちゃん

河童橋から明神館まではあっという間でした。
歩いているうちに雨が止み、フードを取り見上げるとそびえ立つ明神岳の峰々。一瞬でしたが稜線がくっきり見えて山々の迫力に感動しました。

10:20

明神→徳澤園

明神を出発すると、道は梓川の左岸に沿って緩やかに続いていきます。明神〜徳沢間は約3.5km、コースタイムで徒歩およそ50分の道のりです。樹林帯の中を抜ける未舗装の歩道が中心で、高低差はほとんどありません。途中、木道や小さな沢を渡る箇所があり、視界が開ける場所からは前穂高岳や明神岳の岩肌を仰ぎ見ることができます。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

気を取り直して徳澤に向けて再出発!

金剛杖

ドーンと見える山の名前を教えてもらいます

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

平坦な道が続いて油断していたら、急な坂道現る!

金剛杖

滝をまたぎました!

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もっちゃん

明神館でザックを背負いなおすと、さっきよりも荷物が重く感じました、ここでやっと少し疲れていることを実感しました。
そんな中急に現れた坂道!荷物に重さがある分、富士山の坂道よりも断然きつさを感じました。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

徳澤まであとどのくらいかを確認してモチベーションを上げます!

金剛杖

赤い屋根がチラチラ…!

11:20

徳澤園到着

明神から約50分、開けた芝生が広がる徳沢(標高約1,560m)に到着します。ここには「徳澤園」と「徳沢ロッジ」が立ち、広大な徳沢キャンプ場が隣接しています。上高地バスターミナルからの総距離は約7km、徒歩での所要時間はおよそ2時間。かつて牧場だった平坦な草地にはハルニレやカツラの巨木が生い茂り、正面には前穂高岳の東壁がそびえ立っています。ここは蝶ヶ岳や涸沢・穂高連峰を目指す登山口であると同時に、テント設営の拠点となるエリアです。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

まずは、テント場のチェックインを徳澤園で行います

金剛杖

申込書に氏名やテントの数を記入してテント泊代の¥2,000を支払います。

徳澤園併設の「みちくさ食堂」では、10:00〜14:00頃まで外来向けのランチ営業を行っています。メニューは信州名物の「山賊丼」や「手作りカレー」、温かいそば・ラーメンなどが揃い、食券を購入して注文するセルフサービス形式です。テラス席や目の前の芝生エリアに持ち出して食べることもできます。名物の「ソフトクリーム」は有名、山から下りてきてここで一息つく方も多い場所です。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

大好きなピザがこんなところで食べられるなんて…!

金剛杖

本格派なマルゲリータピザ!

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もっちゃん

「みちくさ食堂」のメニューは定番のうどん、そば、カレーはもちろん、トーストまでラインナップされていました。
その中でふと目に入った「ピザ」の文字。大好きなピザがあることに驚き、ピザに即決!お値段2,150円と、ちゃっかり高級ピザをいただいちゃいました。

雨が落ち着いてきたタイミングで、テントを設営していきます。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

天気予報を見ながら念のためレインパンツも装備!

金剛杖

ここで役立ったマタドールのミニポケットブランケット

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もっちゃん

バックパックを開くときに濡れることを想定してコンパクトで防水のブランケットを用意していったのですが、これはアタリでした!

テント設営

   実際にテントを張ってみます

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河合MD

雨の中でのテント設営は、何よりも「スピード」と「防水対策」が勝負の分かれ目となります。濡れは体温の低下を招くだけでなく、山での居住空間であるテント内の快適性を一瞬で奪ってしまいます。大切なギアや寝室となるインナーテントを雨滴から守るため、手順をあらかじめ頭の中で描いたうえで、手際よく迅速に設営を進めることが求められます。

【場所選び(設営地の選定)】
・フラットで平坦な場所を選ぶ
できる限り傾斜や凹凸のない平らな場所を選びます。わずかな傾斜でも就寝時に体がすり落ちて浅い眠りの原因になるため、石や木の根を取り除いて水平な土台を整えます。
・水たまり、水の通り道を避ける
わずかな窪地や、斜面から水が流れ落ちてくる場所(水の道)は避けます。雨脚が強まるとあっという間に浸水します。
・風向きを考慮する
雨に風が加わると一気に難易度が上がります。入口が風下(風を背にする方向)を向くように配置します。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

少し空が明るくなってきました

金剛杖

テントを取り出します

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

予習は完璧です

金剛杖

テントを広げてポールの差込口を探します

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

少し手がかじかむ中、ポールをスリーブへ差し込みます

金剛杖

テントの形が見えてきました

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

地面ができるだけ平らな場所を探します

金剛杖

ここに決めた!

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もっちゃん

場所を決めたはいいものの少し焦ってしまい、ペグダウンの前にアジャスターを締めることと、ベルクロをポールに巻き付けるのを忘れていました……!ここはうっかり忘れがちなポイントですね。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

アジャスターをしっかり締めて

金剛杖

ガイロープもしっかりと張ります

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河合MD

結露を防ぐため、ベンチレーションを開けて換気を行います。左右と背面下部についているゴムループは、換気が必要なシチュエーションであれば最大限外に引いて固定します。雨などの場合は、少し緩めにペグダウンすることで雨の侵入を防ぐことができます。天候や気温に応じて使い分けましょう。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

結露を防ぐためベンチレーションを開けます

金剛杖

雨天時のフライの張り具合を教えてもらいます

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河合MD

フライシートを巻き上げて固定する際、最後残り10cmほどを残したところから『内巻き』にするのが裏ワザです。外巻きにすると巻き上げたひだに雨水が溜まってしまいますが、内巻きにすることで雨水が溜まらなくなります。

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フライ巻き上げのワンポイントアドバイス!

金剛杖

雨水が巻き上げに溜らない裏ワザ

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テント設営完了!

金剛杖

荷物をテント内に入れてほっと一息

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もっちゃん

設営方法の予習と事前準備をして挑んだ甲斐もあり、前回より格段に設営スピードが上がりました。河合MDからもお褒めの言葉をいただきにんまり。
雨予報というのは予め調べていたので、事前にインナーテントとフライシートをセットしておいたのがかなりの時短に繋がったと思います。そのことにより、雨で身体が濡れるのを最小限に抑えられました。
雨天時のワンポイントアドバイスも聞けました。フライを巻き上げていったときに、残り10㎝程残ったところから内巻きにすることで、巻き上げ部分に雨水が溜まらなくなるそうです!

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河合MD

設営、すごく早くなりましたね!アウトドアスキルは、経験を重ねることで着実に身についていきます。事前に張り方を練習してから本番に臨まれた成果が、しっかり表れていますね。新しいギアを手に入れた際は、フィールドで使う前に一度試してみることがとても重要です。特にテントは、ペグやポールに破損がないか、付属品が揃っているかを事前に確認しておきたいところ。初めて使う前には、近くの公園などで試し張りをしておくと安心です。事前に試してみることが大切ですね。

16:00

徳澤ロッジへ

テントの設営完了後は、徳澤エリアでの滞在時間を自由に過ごします。夜飲むビールをキャンプ場のすぐそばを流れる川でキンキンに冷やしておきます。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

さっそくビールを冷やしに川へ

金剛杖

川の水でビールを冷やすなんて、なんて贅沢~!

徳澤園から徒歩約2分の場所にある「徳沢ロッジ」では、テント泊利用者もカフェや外来入浴(大人1,000円)が利用可能です。洗剤類(シャンプー・ボディソープ等)やドライヤーが備え付けられており、散策後の汗を流すことができます。ロッジ内のラウンジ・カフェスペースでは、限定の「徳沢パフェ」やドリンク類が提供されており、休憩にぴったりです。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

いい雰囲気を醸し出す徳沢ロッジの外観、ステキでです

金剛杖

まさかの山でパフェ!!!

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もっちゃん

この徳沢パフェが絶品でした。
山でピザに始まり美味しいパフェまで…最高のご褒美でした♪

17:00

夜ごはん

山での夜ごはんは、16時〜17時台の早めのスタートが基本です。暗くなると手元が見えにくく調理が難しくなるほか、気温が急激に低下します。また、山の消灯時間(20:00頃)に合わせて早めに片付けまで終え、匂いが出るゴミを密閉して保管するためにも、早めの夕食・早めの就寝が山のタイムスケジュールとなります。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

夕方には雨も上がり、青空が見えてきました

金剛杖

晩ごはんはもつ鍋!!お鍋は寒い季節の山ご飯の定番だそうです!

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

身も心も温まります

金剛杖

月とテントの灯りが幻想的です

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もっちゃん

このもつ鍋もまた絶品!!お酒が進みます。川で冷やしたビールとプリップリのもつで幸せの極み!
徳澤園に着いてからは食べてばっかりでした。
でもこれもまた山とテント泊の醍醐味?です!(笑)

18:00を過ぎると周囲は完全に闇に包まれ、気温も一段と低下します。20:00の消灯・静寂時間に向けて、以下の就寝準備を行って1日目を締めくくります。
・食料・ゴミの密閉保管:テント内および周辺に食べ残しや生ゴミを放置せず、密閉袋に入れてテント内に保管(クマ等対策)。
・防寒対策:夜間の冷え込みに備え、ダウンウェアや防寒着を着用してシュラフ(寝袋)に入る。
・消灯・就寝:20:00以降はランタンの光を抑え、足音や話し声を控えて静かに過ごす。翌日の行動に備えて体を休めます。

2日目

徳澤から上高地へ下山

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

朝起きると、目の前には絶景が…!!

6:00

起床

翌朝は前日の雨模様から一転して晴れ。放射冷却により朝の空気は冷え込んでいますが、空を覆っていた雲は消え、徳沢の頭上には澄んだ空が広がっています。前日には雲に隠れていた前穂高岳や東壁の岩肌、明神岳の山頂まではっきりと視認できる状態に変化。日光が差し込み、濡れた樹木や芝生を照らしています。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

澄んだ空気が気持ちのいい朝

金剛杖

昨日のもつ鍋のスープ温めてでラーメン!暖まりました

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

ラーメンの次はホットサンド作り♪

金剛杖

ベーコンチーズのホットサンドとコーンスープ

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もっちゃん

『朝焼けが見たい!』と早起きしてテントの外を見上げると、昨日まで雲がかかっていた山々の山頂がくっきり!遠くには槍ヶ岳もしっかり見えました。冷えた体を温めるべく、昨日のもつ鍋の残りのスープでラーメンを作り、続いてベーコンチーズのホットサンドとコーンスープを作りました。最高の朝食でした!

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河合MD

徳沢をゴールとするキャンプやハイキングであれば、朝は陽が昇ってからゆっくり起きて朝食や撤収を行っても問題ありません。一方で、徳沢を起点にして涸沢、槍ヶ岳、穂高連峰、蝶ヶ岳などの山頂を目指す本格登山の行程では、朝4:00〜5:00台の出発(ヘッドランプを点けての行動開始)が一般的です。午後の天候急変(雷雨やガス)や日没前に安全に目的地・山小屋へ到着するため、山の朝は下界よりもはるかに早く動き始めます。

【例】登山の朝のスケジュール

03:30|起床

04:00|朝食・パッキング

05:00|出発

15:00|到着・受付・設営

自由時間・散策・入浴

17:00|夕食・片付け

20:00|消灯・就寝

8:00

テントの撤収

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河合MD

前日の雨や夜間の結露で濡れていたテント本体やフライシートも、朝からの日差しと風によって乾燥が進みます。濡れたままのテントは重量が増し、ザック内を濡らす原因になりますが、しっかり乾燥させてからたたむことで軽量化とパッキングの効率化を図ることができます。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

テントをひっくり返し、中の砂や葉っぱを落としてきれいにします

金剛杖

自立式のテントはひっくり返して裏側も太陽にあてて乾かします

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

徳澤園を去るのが名残惜しい・・

金剛杖

指定のカゴに返却してチェックアウト完了

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

最高の天気の中名物のソフトクリームを堪能

金剛杖

山とソフトクリームって至福の時間…

10:40

徳澤→明神

徳沢のキャンプ場を出発し、梓川の右手に山体(明神岳・前穂高岳)を見ながら緩やかな下り基調の樹林帯を進みます。往路と同じく平坦で整備された土や未舗装の歩道が中心となります。下り基調のため往路よりもわずかにペースが上がり、約40〜45分で前方に明神館が見え、中継地である明神に到着します。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

いざ、帰路へ!

金剛杖

最高の気候とロケーション

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もっちゃん

撤収は、晴れていたので、ある程度テントを乾かすこともできました。
日差しが心地よく、アクティブアイス スペクトラム サン フーディーだけでいいほどの過ごしやすい気候で帰路につきました。

11:25

明神→上高地

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河合MD

【復路:右岸ルート】明神 〜 穂高神社奥宮・明神池 〜 河童橋・上高地バスターミナル
コース概要:距離 約3.5km/所要時間 約1時間〜1時間15分(明神池の拝観時間等を除く)

明神橋を渡り、梓川の右岸へと進むルートです。左岸に比べて木道や小さなアップダウン、木々の根が張った未舗装路が増えますが、異なる景観の中を戻ることができます。橋を渡ってすぐの場所に穂高神社奥宮と明神池(拝観料が必要)があり、参道沿いには岩魚料理店(嘉門次小屋など)が立ち並びます。さらに進むと、木道から立ち枯れの木々とクリアな清流を観察できる「岳沢湿原」を経由し、河童橋へと至ります。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

晴天の中サクッと明神到着

金剛杖

帰りは右岸ルートへ進みます

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空と山と橋、写真スポットでした

金剛杖

川沿いには明神池の鳥居が、お参りをして先に進みます

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川のほとりで日向ぼっこする人も!海外の方も多くて大変にぎわっていました!

金剛杖

木道ゾーンに突入、きれいな川も流れていて癒されます。。

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湿原に到着!幻想的な風景が続きます

金剛杖

「綺麗~!」連発です

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ここからは木道がしばらく続きます

金剛杖

河童橋のエリアに到着~!ここの景色は、より一層圧巻でした!

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もっちゃん

雲一つない天気にテンションUP!!
行と帰りで左岸右岸とコースを変えることで、違う景色を楽しみながら歩けるのもよかったです。
右岸は左岸に比べて距離が長いので、後半はだいぶ疲労がたまっていて、荷物の重さも相まって油断すると木道からフラッと落ちてしまいそうで、気を引き締めなおして歩きました(笑)
最後に山を一望できたことで、もっと高いところで景色を見てみたい気持ちになりました。

13:00

上高地着

梓川右岸の木道・岳沢湿原を経て、河童橋へ到着します。明神からの所要時間はおよそ1時間〜1時間15分、徳沢からの復路全行程(約7km)がここで終了となります。河童橋周辺にはホテル、土産物店、飲食店、公衆トイレが集中しており、徒歩約5分の場所には上高地バスターミナルとタクシー乗り場が位置しています。

富士山入山証明のリストバンドと記念の缶バッチ

到着~!

金剛杖

バスターミナルに戻ってきました

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河合MD

お疲れさまでした!ここから松本方面(新島々駅行)や平湯温泉・高山方面への帰路のバス・タクシーに接続します。
沢渡までシャトルバスで戻ります。

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もっちゃん

お疲れさまでした!
河合MDに設営・撤収のポイントを事前に教えていただいていたおかげで、悪天候の中でも手こずることなくスムーズに設営できました!山岳テントが想像以上に簡単に設営できることを身をもって体験でき、様々な天候を経験できたことで一気にレベルアップできた気がします!

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河合MD

初めてのテント泊で、荷物の重量も増え、少し大変だったかもしれません。装備の軽量化に取り組む場合は今回持ってきた装備を見直し、使ったもの、使わなかったもの、使わなかったけど念のため持って行った方が良いものなどに分類し次回の山行の際に役立ててください。

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MOCCHAN'S PACKING LIST

"もっちゃん" パッキングリスト

今回の上高地は気温が一桁台になる可能性があったので、「寒い」ということがないように歩くときの防寒着や手袋は富士山の時よりもアップデート。ボトルも保冷保温のできるボトルに変更したり、ホッカイロも多めに持って行きました。

バックパックの中身

バックパックに入れて持ち運ぶ荷物

【1】MYSTERY RANCH / ラビーン50L

【2】 CRAZY CREEK / HEX2.0 ロングバックチェア

【3】SABBATICAL / リネル1

【4】MYSTERY RANCH / パックフライ M

【5】SABBATICAL / ダウンバッグ450STD グラスグリーン レギュラー

【6】Matador / ミニポケットブランケット 4.0

【7】Matador / メッシュオーガナイザーバッグセット

  (ミニドーナツ、塩分タブレット、干し梅、最中バー)

【8】カウンターアソルト、南部熊鈴

【9】MYSTERY RANCH / ミッション パッキングキューブ S

【10】ホットサンドメーカー、ソフトボトル

【11】Matador / メッシュオーガナイザーバッグセット

 (救急セット)

【12】Matador / ウルトラライトトラベルタオル L

【13】Matador / フラットパック トイレタリーケース

 (メイク道具、スキンケアアイテム)

【14】MYSTERY RANCH / ボイドバッグ Sサイズ

  (ホッカイロ、ごみ袋、ライター、簡易ナイフ)

【15】COCOON / ハイパードライバッグ 21L、OUTDOOR RESEARCH / メンズ スーパーストランド LTフーディ、ダウンパンツ

【16】OUTDOOR RESEARCH / ウィメンズ ストラトバーストレインパンツ

【17】COCOON / ハイパードライバッグ 13L

  (タオル、着替え)

【18】Matador / フラットバッグ 2L 、ヘッドライト、モバイルバッテリー

【19】OUTDOOR RESEARCH / ヴィガープラスフリースジャケット

【20】OUTDOOR RESEARCH / メンズ フォーレイ 3レイヤー ジャケット

今回の装備を振り返って

Q. 富士登山(山小屋泊)から追加したものは?

もっちゃん

「CRAZY CREEK HEX2.0 ロングバックチェア」と、「Matador / ミニポケットブランケット 4.0」です。
チェアは、寝るときに身体の下に敷くマットに使おうと思い持っていきました。
ブランケットは、富士山の時にもう一回り大きいブランケットを持って行ったのですが、サイズが大きく持て余したので、サイズの小さいミニポケットブランケットを持っていきました。さっと広げて荷物を置くことを想定して持っていきましたが、雨だったこともあり大活躍しました。

クレイジークリーク HEX2.0 ロングバックチェア

CRAZY CREEK

HEX2.0 ロングバックチェア

コンパクトになるエアマットを持っていなかったので、このチェアで代用しました。ロングバックなのでバックルを外して広げれば、身長166㎝ですが、頭から太もも裏までカバーできました。寝心地は少し硬ためですが、熟睡できるほどの寝心地。
コンパクトにはならないですが、チェアの背もたれに寄りかかって休みたい、寝床のセットはスピーディー重視という方にはおすすめのアイテムだと思います。地面からの冷気は、エマージェンシーシートをお借りしたので全く感じずに済みました。エマージェンシーシートは持って行くべきアイテムだということは新たな学びでした。

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ミステリーランチ インアンドアウト25

Matador

ミニポケットブランケット 4.0

雨予報ということは分かっていたので、荷物が濡れないようにするのに使える!と思い持っていきました。
結果として、テントを設営するときにザックの中から荷物を取り出す際に活躍しました。地面は芝生でしたが、ぬかるんでいる部分もあるくらいのコンディションだったので、想定通り、ザックが濡れることを防ぐことができました。
サイズ的にも全然かさばらないサイズなので、ザックのサブポケットに忍ばせておけば何かと役立つアイテムだと思います。持って行って大正解でした!

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